キーエンスのハンディターミナル『BT-Wシリーズ』新品・中古価格帯まとめ

キーエンスのハンディターミナル「BT‑Wシリーズ」は、物流・製造現場で広く使われている定番機種です。

中古市場でも流通する数が多く、需要の高い機種となります。
本記事では、BT‑Wシリーズの特徴・性能・中古価格帯を網羅的にまとめています。
ご購入の際、ご参考になれば幸いです。

キーエンスのBT-Wシリーズとは

BT‑Wシリーズは、キーエンスが展開するWindows搭載の業務用ハンディターミナルです。

バーコード読み取りに加え、カメラモデル(50系・70系)ではOCR(文字認識)や画像処理にも対応しています。

BT-Wシリーズに共通する主な特長

BT‑Wシリーズは機種ごとに以下のような特徴があり、機種を選択する上での差別化ポイントとなっています。

世代(W300 > W200 > W100)

数字の大きい最新モデルに近付くほど読み取り精度などの基本スペックが向上しています。
ハンディターミナルを使用する現場の環境によって、求められる精度や処理速度は変わるため必要十分な性能の機種を選ぶことで導入コストを節約することができます。

読取方式(レーザ ー/ カメラ)

BT-Wシリーズには読取方式や精度の違う3種が存在します。

・レーザーモデル(W300など)はコードの読み取りのみ。
・カメラモデル(W350など)はOCR・文字認識に対応しています。
・高性能カメラモデル(W370)はより文字認識の精度が高く、画像処理能力に特化しています。

カメラモデルの50系・70系の方が高価になる傾向にありますが、文字認識は業務によっては不要な機能のため、選定の基準となります。

画面サイズ・解像度

BT‑Wシリーズはには、用途ごとに2つの異なる画面サイズが存在します。

3.5インチ・VGAの大画面モデル(W300・W100系)

見やすさ・操作性重視のため読み取った情報を確認しながら作業する検品などの作業に向きます。

2.7インチ・QVGAのコンパクトモデル(W200 / W80系)

携帯性が高く、片手で操作がしやすいため倉庫内での移動しながらの作業などに向きます。

BT-Wシリーズ性能比較表

W370

BT-W300 / W350

BT-W200 / W250

BT-W100 / W155

BT-W80 / W85

BT-W70 / W75

OS

Windows Embedded Compact 7

Windows Embedded Compact 7

Windows Embedded Compact 7

Windows Embedded Compact 7

Windows Embedded Compact 7

Windows Embedded Compact 7

CPU

ARM Cortex トリプルコア

ARM Cortex トリプルコア

ARM Cortex トリプルコア

ARM Cortex-A8(800MHz)

ARM系CPU

ARM系CPU

RAM / ROM

512MB / 512MB

512MB / 512MB

512MB / 512MB

256MB / 512MB

256MB / 512MB

256MB / 512MB

画面サイズ

3.5インチ

3.5インチ

2.7インチ

3.5インチ

約2.6インチ

約2.4インチ

画面解像度

480×640(VGA)

480×640(VGA)

240×320(QVGA)

480×640(VGA)

240×320(QVGA)

240×320(QVGA)

物理キー

約25キー

約25キー

約25キー

約26キー

約25キー

約25キー

防塵防水

IP64

IP64

IP64

IP54〜IP64相当

IP54相当

IP54相当

耐落下

約3.0m

約3.0m

約3.0m

約2.0m

約1.5~2m

約1.5m

バーコード

1次元・2次元対応

1次元・2次元対応

1次元・2次元対応

1次元・2次元対応

1次元・2次元対応

W70:1次元バーコード専用
W75:2次元対応モデル(※機能は限定的)

RFID(HF/NFC)

非対応

非対応

非対応

非対応

非対応

非対応

RFID(UHF)

非対応

非対応

非対応

非対応

非対応

非対応

HF / NFC 読取距離

RFID/UHF 読取距離

OCR(50系のみ)

高性能対応(AI強化・帳票対応)

高性能対応(OCRエンジン搭載)

高性能対応(OCRエンジン搭載)

限定対応/対応(OCRエンジン非搭載)

複数一括読取

高性能対応(広視野・多コード同時読取強化)

高性能対応(高速AF+並列処理)

対応(標準レベル)

対応(標準レベル)

限定対応

限定対応 

OCR機能はBT-W155以降から本格的に実装されており、業務レベルでの精度を求めるならば以降のモデルからの購入をおすすめします。
カメラモデル=OCR対応可ではない点に注意が必要です。

また、二次元コードが標準対応になったのはBT-W80からのため、BT-W70では限定的な対応になっています。

BT-Wシリーズの中古品価格一覧表(2026年6月時点)

BT-Wシリーズの新品はいずれもメーカー直売体制を取っているため、具体的な金額は公表されていませんが、概ね10~20万円弱とされています。
新品の正確な価格を知るにはキーエンス公式サイトから見積もり依頼を行うのが唯一確実な方法です。

下記は大手ECサイトの販売記録と専門サイトの表示価格をまとめた中古の価格表です。
記載している価格は全て税込となっております。

機種

Yahooショッピング

楽天市場

ハンディ屋

BT-W370 (高性能カメラ)

-

-

89,760円

BT-W350(カメラ)

59,800円

59,800円

 83,600円

BT-W300(レーザ)

99,800円

42,900円

118,800円

BT-W250(カメラ)

69,000円

49,800円

74,800円

BT-W200(レーザ)

69,000円

-

101,200円

BT-W155(カメラ)

9,350円

11,880円

66,000円

BT-W100(レーザ)

23,100円

22,000円

22,000円

BT-W85

73,000円

18,000円

78,100円

BT-W80

40,700円

18,000円

26,180円

BT-W75

54,000円

-

57,860円

BT-W70

29,800円

14,800円

23,320円

ショップごとの中古BT-Wシリーズの傾向

傾向として、Yahoo!ショッピングでの出品は傷・汚れあり、付属品なしなど、コンディションの悪いものが目立ちますが、その分価格においては安く購入することが可能です。

ピピっと編集部の調査では、楽天もその傾向にあり、極端に安いものでは説明書・充電器などの付属もないなど、最低限の機器のみで運用する検証用途向けと思われる出品が目立ちます。

当ブログを運営している中古ハンディターミナル専門店のハンディ屋では、機器本体も状態の良い美品のものを取り扱っております。

ECモールの商品の動作保証が1か月なのに対し、1年間の長期動作保証・修理サービスも受けられるなどサポートも充実しています。
また、ハンディターミナルでは特に消耗しやすく、頻繁に交換の対象になるバッテリー部品のみの販売や、新品バッテリー×中古本体のセット購入プランなど柔軟なご利用が可能です。
商品によっては取り寄せなども可能ですので、まずはご連絡いただければと思います。

まとめ

BT‑Wシリーズは「世代」と「読取方式」によって性能や用途が大きく異なるハンディターミナルであり、用途に合った機種選定が重要です。

特にカメラモデルはOCR性能に差があり、W370ではより高度な画像認識にも対応します。中古市場では価格差も大きく、状態や保証内容の確認が不可欠です。

ハンディターミナルの長期的な実運用が目的なら、中古ハンディターミナル専門店のハンディ屋での購入をご検討ください。

また、短期での利用やお試しでの運用ならハンディターミナルレンタルのミガルレンタルにご相談ください。

1週間6600円で本記事でも紹介したBT-Wシリーズをレンタル出来る他、他メーカーの様々な機器をレンタル可能です。

専任のスタッフが、ご利用する環境に合わせた最適な機器を選定いたしますので、お気軽にご相談ください。

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